自分に合った転職「適職を見つけるには」

長年面接者の履歴書を見続けて、おそらく1000人以上にはなっていると思います。
その履歴書のほとんどに「貴社(院)の方針が素晴らしく」とか「貴社(院)に魅力を感じて」とか、こちらの事をほめちぎることを書いていますが、いつも「本当かいな?」と思いながら面接をしています。
本音は「こっちの事知らないでよくも書けるな」ぐらいに懐疑的です。
そりゃそうです。
たまにですが、知り合いが中にいて、そこから情報をもらっているケースがあります。
医療・福祉関係では割と多いようです。
しかしながら、多くは「お世辞」です。
当然ですよね。
自分が就職しようと思っている職場をほめないわけにいきませんから。

転職をしようとハローワークに行って職場を決める際に参考にするのは「求人票」です。
求人票は、基本全業種共通で、給与・労働時間・休日・残業の有無など働く人にとって極めて重要な事が書かれています。
しかしながら、職場の人間関係とか看護部長が身だしなみに細かい、事務長の小言が多すぎ!!などのその職場独特の事は書かれていません。

私は面接時に必ず言っていた言葉があります「面接は、こちらがあなたを当社(院)の仲間として迎えることが適当か判断する場でもあれば、貴方が自分が入るに相応しい病院(会社)なのかを見極める場でもあるんですよ。」なので、なんでも聞きなさい。と。

経験上、何も質問もなく、何が何でも入れてくれ適な面接がうまくいくことは少なく、人間関係・福利厚生・多くの時間を対話に費やした面接後お互い納得して入っていただいた方はそのほとんどが長く続き、将来職場の中核をなす人材に育っているように思います。
面接時には自分が入職するのに何を重点に置いているのか?という事を頭に浮かべながら多くの質問をぶつけてみることが大切です。
といっても、現実の面接ではなかなか自分の気持ちをぶつける勇気もないのが普通です。
かといってハローワークで1職場の細かい情報を教えてくれることもありません。
そうゆうときに我々「職業紹介業」を活用しましょう。
私たちは地元鹿児島の医療・福祉の世界で25年以上事務長職をしてきました。
地元だからこその細かな情報も常に把握しています。
まずは、弊社のスペシャルアドバイザーと十分な面談をしたうえで、求人票には出てこないその職場ならではの情報がわかるかもしれません。

「己を知り、敵(敵じゃあありませんけどね)を知れば百戦危うからず」です。